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マカオ~カジノと娼婦~
2010年11月29日
昨日、香港からフェリーでマカオへ。
ここも4年前に来た場所。
なんだか前回の旅のおさらいをしてるような感じです。
4年というのは長いのか短いのか。
香港でも感じたけど、マカオの街も変わっていた。
新たなビルを建設中だった老舗カジノ、「リスボア」も出来上がっていた。
中に入ると、訳の分からん高価な置物がずらりと並んでいたり、バカラのテーブルの横では外人ダンサーのショーをやっていたり。
場違いな所に居るのは分かっていたけど、夢見心地というかなんというか楽しきなってきた。
ちょっと見学のつもりが、スロットマシンやサイコロ賭博の「大小」にUSDで200ドルも使ってしまった!
スロットマシンなんかやってると、日本でパチンコやってるような感覚になる。タバコをふかし、ただ画面を見つめてるだけ。博才もないくせに、なぜだか大当たりがくると信じてしまう。
6時間もカジノに熱中して深夜に宿に帰った。
娼婦が陣取るマカオの安宿。この界隈は4年前と変わらない気がする。
昔、奈美悦子に似た娼婦に教えてもらった水餃子の店は相変わらず安くて旨い。
夜、宿の前を通る人に彼女たちが口笛で誘う様も変わらない。
洗濯屋に行こうと思って出かけると、身振り手振りで場所を教えてくれたり。次に行く予定の中国の街への列車やバスの事を教えてくれたり。
僕は、何となく優しく、何となく切ないこの宿が好きです。

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