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ネパール~サランコットの丘~

2007年2月17日

一昨日に一念発起してサランコットの丘に登ってきた。連れが早起きしたのに便乗して、コーヒー一杯飲んで出発。 


朝もやの中、石畳の道を進んで行く。ちらほらと民家があったり学校があったり。道中かなり陽気な地元の男と一緒に登る事になった。彼は色々とガイドみたいな事をしてくれたり、体力の無い僕らに合わせて一緒に登ってくれた。 


でもその男は足を気遣いながら歩いている気がした。話を聞けば、以前足の骨が飛び出るほどの大事故で3年もの間入院していたらしい。傷痕も痛々しかった。 


そんな彼に負けるもんか、と思って意気込んで歩くが一向に頂上に着かない。何度となく休憩しては、「後どれくらいかかるの?」と男に聞いてしまう。 


男があと15分位歩けば着くさ、と言った頃、辺りを包んでいたもやが一瞬にして晴れた。どうやら雲の中を歩いていたようだったが、晴れ渡った辺りの景色は美しく、眼下には雲海が広がっていた。 


そこからは感動しっぱなし。 


街から見るよりもヒマラヤはでかいし、見下ろすポカラの街はミニチュアのように見えるし、帰り道では売人のおばちゃんが何種類もテイスティングさせてくれるし。2時間半かけて登った甲斐があったなぁ。 


丸一日かけてサランコットを楽しめた。
でも、帰り道に一人で道を間違えてしまったにも関わらず、連れよりも早くに宿に帰って来れたのは謎だ。 

朝早く出発して少しすると霧に包まれてしまった

視界が悪くて、突然現れたかのように思えた人々

雲海を越えて

雲海を眼下にするなんて初めての体験だ

これから学校に通う子供

もう一度行きたい場所の一つだな

左の尖った山がマチャプチャレ 魚の尻尾を意味するその山の標高はおよそ7000メートル

パラグライダーも観光客相手のアクティビティでやっていた

最高の喫茶店 サランコットの丘は本当にお勧め

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