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タイ~南京虫とブルース~

2006年12月18日

バンコクに着いてからあっと言う間に10日間が過ぎた。特に何もしてないけれど腹は減るし眠たくもなる。怠惰な日々が続く。 


最初に泊まっていた宿を変え、カンボジアで出会った友達の知り合いが泊まるホテルに移動した。移動した晩に背中の肩から腰にかけて南京虫に気持ち悪いくらいの数を咬まれてしまった。


それにしても大都会だ。カオサン通りは歌舞伎町さながら毎晩人通りが絶えない。 


旅の途中知り合った連中とブルースの生演奏が聞けるバーへ行ったりもした。ニットキャップを被り黒ぶちのメガネをかけたタイ人のボーカリストはどう見ても黒人にしか見えない。ギターが喋るとはまさにこの事だな、と言わんばかりのすばらしいプレイだった。 



ミュージックチャージも無いので、ビール一本で何時間も演奏を見てられるので、二日続けて行ってみたりもした。しかし二日も続けていくと新鮮味もなく飽きてしまう。 



カオサン通りは見ているだけでも飽きない。フロント部分に大量のライトを装着しけたたましい音を立てて走るモッズ達のVespa。頭を短く剃り上げ髭を生やしディッキーズを腰履きしてインパラに群がるローライダー。メタルバンドのTシャツを着て髪を伸ばしスリムのデニムを履いた少年達。おかまの売春婦達。 


こないだなんてそのおかまを軽くあしらっただけで持っていた水を掛けられた。 



暇になればプールバーへ行って勝ち抜き戦のビリヤードに加わる。前のゲームに勝った者がそのまま残り、新たなチャレンジャーがプレイ代を持つ、と言うスタイルだ。つまり勝ち続けていればプレイ代も払わず何時間も楽しめると言うわけだ。首の太いGIカットのアメリカ人に勝負を挑んだが軽く負けてしまう。 



そういえば中国もカンボジアもビリヤード台が至る所にあった。TV中継も盛んだった。しかも老若男女問わずに玉を打つ姿がさまになっていた。うちの母ちゃんがビリヤードする姿なんて想像できないけれど。 



明日にはインドのビザが出来上がる。だけどインド行きの航空券はまだ買っていない。年末年始をどこで過ごすかを考えていると行き先選びも慎重にならざるを得ない。 



そんな感じでカメラを持ち歩く事も無く毎日本を読んで飯食って寝て、ってな毎日です。そうそう暇なんでミニギターを買ってしまいました。

トゥクトゥクに乗って夜遊びへ

いつも昼過ぎまで寝て夜遊んでたな

カオサンは安い屋台も沢山あって便利

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