オーストラリア~苦力(クーリー)~
2007年8月13日
先週の金曜日、およそ四ヶ月に渡って働いた職場を退職。車を旅仲間と一緒に購入したので、そろそろパースを離れて新たな仕事を求めに行くのだ。
基本的にはオフィス家具の組み立てだったのだが、気がつけば配達やら修理まで、23年前に購入したというワンボックスカーに乗り込み、一人で行かされる様になってた。英語なんて相変わらず下手くそなので、一人で行かされるなんてとんでもねぇ話だった(笑)
配達ならまだしも、修理になるとお客さんに故障の具合を英語で説明することが全然できないのだ。でも、故障を直せばいい!と思ってひたすら無口にこなしてきた!!
しかし!仕事のなかで一番きつかったのが、倉庫に搬入される商品の荷卸ろしだった。長さ40フィート(約12メートル)の海上コンテナに満載された、組み立て前の椅子やロッカーが入ったダンボールを人力のみで降ろしていくのだ!フォークリフトなんて使えないのだ。
コンテナ荷卸ろしの時は、同じ宿から暇な連中を何人か集めて人員を確保するんだけれど、身体的に辛い仕事なので俺が率先して動かないと終わらない。重さ20~40㌔の商品をコンテナからガンガン降ろさなければならないのだ!おかげで筋肉が増えて脂肪が減るというグッドエクササイズにもなった(笑)
中国人ボスのもとでのきつい仕事。俺は苦力かと思った事も何度もあった。でも終わってしまえばいい思い出か(泣)
昨日は仕事を終えた記念で、宿の仲間の行ける人だけでカラオケへ!飲み過ぎて今日は一日中、二日酔いが抜けなかった!!
さー!次はどんな仕事を見つけるのか!!!!
※解説※
苦力《中国語》もと中国やインドの下層労働者の呼称。19世紀後半、黒人奴隷に代わる労働力として売買された。
