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オーストラリア~馬鹿につける薬~

2008年2月17日

 

 

今日は雨季の合間の気持ちのよい晴れのブルーム。 
さらに甥っ子の名前が決まって、さらにウキウキなナシオです。 


甥っ子は「太郎」と名づけられたらしい。

単純かつ明快、なんと素敵な名前ではないか!質実剛健な男の子に育ってほしいものだ。 


まだ見ぬ甥っ子の事を考えたりしてると、ガキの頃を良く思い出したりする。

俺は基本的に、というか幼少の頃からおっちょこちょいである。

と、いうか一歩先の事をあまり考えないで行動して、よく失敗する。 


小学校に上がる前の頃に親父と一緒に見たTVの西部劇に魅了され、伯父さんに買ってもらった鉄製の本格的な手錠で、一人で保安官になりきって遊んでいた。 


ある日、おふくろが出かけて家で一人きりの時に事件は起きた。 


一人で保安官と犯人を一緒に演じていた俺は、手錠の片方を自分の手に。もう片方を玄関のドアノブにロック。

捕らわれた犯人役を満喫していたのだが、数分後とんでもないことに気づく。 


手錠の鍵を家の中に忘れてしまったのだ。 


右手首とドアノブを繋がれてしまって身動きが取れない。泣きべそをかきながら、近所のおばさんには笑顔を見せつつ、3時間ほど手錠に繋がれ、オフクロの帰りを待ったのだった。 



こういう馬鹿なのは本当に治らない。 



昨日、仕事中に天井からぶら下がっているロープに結ばれた一本の棒に捕まって腰を伸ばしていた。それでは物足りず、逆さになって膝の裏に棒を引っ掛けて逆さぶら下がりを同僚達に披露していた。 


「見ろ!これが忍者だぜ!」と言おうと思った瞬間、木の棒が折れて腰から落っこちたのだ。同僚のイタリア人もオージーも大爆笑である。お前本当に馬鹿だなぁ、一番年上だろ?といわれる始末。 


腰の鈍痛は昨晩からひどくなり、今朝は起きるのにも一苦労。痛み止めと湿布でなんとかしのいでいる有様だ。 


馬鹿は死ななきゃ治らないとはよく言ったもんだ。太郎は賢く育ってほしいなぁ。

左上のぶら下がり棒が折れた

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