top of page

香港~梟の城~

2006年9月9日

重慶マンション16F、travellers hostelはバックパッカーや商売などで長期滞在する外国人が多い。 

僕の与えられた部屋には、見た目は日本人のおじいさんみたいなインド北部の生まれの長老、そして眠っていた黒人。
彼は南アフリカから洋服の商売をしにきてるようだ。あとひとり、イラン人が隣で寝てたりする。 



勝手に長老と名づけていた初老の紳士の名前はRUQMANといい、5ヶ月もいるようだ。
昨日の夜、部屋でぼけっとしていると、マカオ版のナイタイみたいな風俗雑誌をくれた。
老いてなお盛んなじじいだ。しょっちゅう「PRETTY WOMAN」を口ずさんでいる。 


南アフリカの彼はムスターファといって、相当な音楽好きだ。
いきなり部屋でMIGHTY JAM ROCKを聞き始めたりするからびっくり。
日本のレゲエが好きみたいで、日本の音楽雑誌まで持ってたりする。HIPHOPが好きで、いきなりMCし始めたりしてなかなか陽気だ。 


イラン人は謎だ。部屋の電気を消してくれと頼まれる以外に会話はない。 


そんな彼らはかなりの夜更かしだ。だいたい3時くらいまでおきている。
昨日も夜2時くらいにRUQMANとムスターファと3人で喫煙所もかねたTVコーナーでおしゃべりしていたんだ。 


長老に、「みんな夜更かしだね。」って言ったら、「そうだね、僕たちはフクロウの様だね。」って。
3人でなぜか大笑い。 


そんな彼らと同じように、毎日お昼ころおきて、雨が上がるのをまって出かけたりしてます。 


ちなみにムスターファが今、隣にいるんだけど。 



そうそう。中国人だと思ってた男の子が日本人で、久々って言っても3日ぶりに日本語会話ができた。
彼は24歳なのに、かなり旅なれてるようで、いろいろ情報をもらえた。 


そんなこんなで、TVコーナーに置き忘れたTシャツをムスターファが今わざわざもって来てくれました。いいやつだ。 


そんな感じで元気にやってます。 

 

重慶マンションの目の前を走る 彌敦道(ネイザン・ロード)

travellers hostelは重慶マンションA座16階にある

travellers hostelのドミトリーの様子

travellers hostelのロビーというかTVコーナー

bottom of page