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日本~さぁいこう~

2010年10月31日

 

 

ラーメンは豚骨。脂多めの麺固めのナシオです。
横浜に帰って来てから、二日か三日に一回の割合で喰いに行ってるなぁ。


レーシックやって、横浜の友人のバンドの13周年ライブ祝って、久々に会う仲間と酒飲んで、すぐにでも旅を再開しようと思ってたんですけど。


早く旅に出なきゃだらけすぎて何か見失いそうなので、旅立ちを決めました。


11月2日、生まれ変わった羽田から台湾へ飛びます。


前もそうだったけど、旅行計画があるわけでもなくって。
世界遺産のこれが見たい!なんてぇのもなくって。
旅行保険かけるほどの金も有る訳なくて。


何でまた行くのか。
以前旅立ったときよりも腰が重い気がするし。


初めての一人旅は、「深夜特急」という本を読んだのがきっかけだった。


香港からロンドンまで旅する、作者の実体験を基にした何十年も前のお話。
文庫本で1~6巻まであるのに、1巻しかなくて、そればっかり何度も繰り返し読んだ。


大沢たかおが主演でTVドラマにもなった。
旅する人にその本のファンは多く、バックパッカーのバイブルなんていわれてる。


以前働いていたバイト先が潰れることになって、仲間と今後どうするかを話していた時、その本のことが頭に浮かんだ。「俺もやってみたいなぁ。」


それで旅を始めた。
香港から入ってウロウロしてネパールまで行った。
ついでにオーストラリアでワーキングホリデーもした。
1年半もフラフラした。


満足したはずだった。
それでも、また行こうとするのは何でなんだろう。



本の中で、香港から始まった長い旅の後半、作者はポルトガルのユーラシアの西の果ての岬で旅の終わりを感じる。


僕はこの「深夜特急」の呪縛にかかっているに違いない。
前回、ここで旅の終わりって気持ちはどこにいても感じなかったし。
ふとした時、俺もそこに行ってみたいと思ってしまうし。


呪縛を解かなくては。
旅するにしろ生きていくにも、「深夜特急」という幻の列車を僕は追い続けてしまうだろうし。


まぁ、お金が無くってたどり着けないかもしれないけど。
飛行機でブ~ンと行ってしまうのも味気ないしね。


とりあえず、いけるトコまで行ってきます。

羽田空港にて

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