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台湾~国父~

2010年11月6日TVの歌番組にあわせて歌いまくるおばさんがナイスな、迎賓旅社に滞在するナシオです。


仲良くなったせいか、水のペットボトルをくれるようになりました。

しかし台北に来てから晴れた日が無く、ちょいと気の滅入る感じです。

 

ウロウロしていても、なんだかピンとこない感じでして。

 

でも、おばさんの歌を一日中聞くわけにもいかないのでウロウロ。

 

昨日は台湾独立の父、蒋介石を偲ぶ中世記念堂へ。敷地の中に地下鉄の出入り口があって、簡単に行くことができる。少し歩いて驚いた。

 

 

敷地がとにかく広いのだ。

 

 

 

駅から左手に向かって歩くと自由広場と書かれた正門。

 

 

 

それをくぐると、左右に奈良の東大寺ばりの建物が。どうやら劇場らしい。

 

 

 

正面のずいぶん先に、記念堂がある。ピラミッドかと思うほどの存在感だ。階段を上っていくと、そこには椅子に座る蒋介石の巨大な姿があった。

 

 

 

 

ちょうど衛兵の交代式をやっていた。なんだかベトナムのホー・チミン廟を思だした。

 

 

記念堂には、蒋介石を紹介するホールもあり、たくさんの遺品と写真が展示されていた。

若き日には日本でも学んだ老年の彼は、素朴なおじさんと言った感じで、これまた「ホーおじさん」とわれ慕われたホー・チミンの姿と被った。勝てば官軍、とはいうものの、死してなお人気があるものなのか。

 

 

 

その帰り、地下鉄に乗って驚いた。当たり前のように整列乗車。

降りる人が優先。ここまでは普通だったんだけど。

 

その運行本数が多いこともあってか、車内が混んでいる時は、無理に乗り込まずに次の列車を待っているではないか。そういえば、町を歩いていても歩行者の信号無視が非常に少ないし。

 

本土じゃ、切符を買うときでも割り込んでくると言うのに!

民度、市民のモラルは同じ民族でも全く違うのだなぁ。

 

 

この国は、良き「父」を持ったんだろう。

 

ただ、タバコが大好きなのは同じみたいだ。ずいぶん規制がかかったらしいけど、老いも若きもプカプカ。
俺にはありがたい話だけれど(笑)

蒋介石、国父の像

「自由広場」と書かれた門

国立中正文化中心 これと向かい合うようにもう一つ同じような建物がある

国立中正文化中心の先にある 蒋介石を讃える中正紀念堂

中正紀念堂の天井

胡椒餅ってなんだ?と思って買ってみる

この胡椒餅 外はさっくり、中はスパイシーなお肉が沢山

開けるとこんな感じ 煮卵も肉も美味しいが、右上のお麩を煮たようなやつが絶品

美味しいと評判の「台湾鉄道弁当」

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