Art Gathering2016、アートとタトゥーの祭典で友人と再会!~ロサンゼルス・ロングビーチ~
- ナシオ
- 2016年6月12日
- 読了時間: 3分

今日はやたらとヘリコプターの飛ぶ音や緊急車両の聞こえる気がする曇天の土曜日。
近所で10歳の女の子が撃たれただとかって話を聞くと、どこが治安の悪い場所になってるのか未だに掴めていない気がする。
もう一週間の前の話だけど古くからの友人がロサンゼルスにやって来たので会いに行く事にした。ロングビーチのクイーン・メリー号で行われた「Art Gathering」と言うアートやカルチャー・タトゥーのイベントに出店するべくやって来たdiabroartのaki君。
かなり大型の客船だったクイーン・メリー号

日本を出国する前に横浜で一杯やって以来だから、半年ぶりくらいの再会だ。
会場の入り口で待ち合わせて無事に再会。日本に居た時も島暮らしをしていたせいで頻繁には会って居なかったので、やたらと再会に感動する訳でもなくいつもと同じような感じで近況報告をした。
ここ数年この会場で行われているタトゥーのコンベンションに出場しているaki君から話を聞くと、主催者が変わってしまって今回は少し客の入りが悪いとの事だった。
それでも初めてこういうイベントに足を運んだ僕にとっては全てが面白く感じられた。
屋外のカスタムカーの展示もテンションが上がる。



船内に設けられたアートの展示コーナーもかなり楽しめた。

ここでもドナルド・トランプ氏は注目の的?

RUN D.M.C!!king of cutsって…床屋の看板めいた作品。

超カスタムされた三輪車!

と、丸一日いても飽きない会場内。
退役しホテル営業をしているクイーン・メリー号の中も自由に見学が出来たのは意外な副産物。 操舵室もはとってもゴージャス。

船内ホテルのチェックインカウンターも渋い。

一通り船内見学をしてから本腰を入れてタトゥーコンベンション会場へ。

梵天一門の先輩、彫浅さんのblack eyes tattooのブースにaki君も一緒に出店していた。総勢五名のメンバー。
みなさんいきなりの訪問にも関わらず色々お話をしてくれたりブースで写真を撮らせてもらったり、と一日お世話になってしまった。

今回楽しみにしていた、タトゥーコンベンション。船内の2フロアを使っての大掛かりな会場だった。
ぶらっと会場に来て好きなアーティストにさらっと彫って行ってもらう感じが日本とは大きく違って、タトゥーに対する考え方の違いをもろに感じることになった。

別嬪さんの彫師さん。

こちらも女性の彫師。

日本人の彫師さんだろうか、機械彫りでない手彫りのブースに興味津々な全身タトゥー親父。

タトゥー用品も色々と展示されていた。
色とりどりなインク。

オーソドックスな機械彫りのマシン。

最初は暇そうにしていたaki君だったけれど、しばらくするとお客さんにも恵まれてきた。
アニメ柄の「痛トゥー」・「ヲタトゥー」で有名なaki君。そういった柄を入れる人が多いかと思いきや、この日は日本的なものが好まれていた。 こちらの女性は肩口に桜のタトゥーを。

前年に引き続き、今年も足を運んできてくれたパンク好きなお客さんは腕に鯉を。

家族に見守られるスタイルも何だかアメリカだな、と思う。

海外で1アーティストとして頑張る友人の姿にちょっと胸熱。

彫浅さんの絵を即決で買って行く若者の姿。

真剣な表情で作品を仕上げていく姿は本当に格好良い。

あっという間に帰らなくてはいけない時間になってしまった。 タトゥーが仕上がるまで見ていたかったけれど、aki君はじめBlack eyes tattooのブースの皆さんに挨拶して会場を後にする事にした。


色々と上手く行かない事もあるここ最近だったけれど、海外で自分の腕を試す友人の姿を見ているともっと頑張らくては!と思える、いい刺激を貰った一日だった。

ありがとうねakiちゃん!
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