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勤労学生になる~グアナファト~

  • ナシオ
  • 2015年12月3日
  • 読了時間: 3分

週明けの月曜日、前回ブログに書いた道に描かれたアートはまだ残っていた。

それを踏まないように歩く人も見たが、火曜日にもになると足元の絵を気にせず歩く人が多くなった気がする。

火曜日の午後、先生に頼まれていた学校の黒板のペンキ塗りをやることになった。 黒板を塗りなおすなんて知らなかったけど、ペンキやら刷毛を用意してもらって授業終了後に塗り始めた。

黒板のフチをマスキングして刷毛で塗る事数時間。 遠目で見れば問題ないのだけど、至近距離で見ると少し凹凸が出てしまっている。 一度やすり掛けしてから塗りたかったけど、そうもいかないのでまぁ良しとしよう。

久々に仕事みたいな事をしたせいか、宿に帰って飯を食ったら早い時間に眠ってしまった。

そして今朝学校に行って自分が塗った黒板を見ると、昨日までとは違ってずいぶん綺麗で気持ちよく授業を受けることが出来た。

さて今日も別の黒板を塗ろうかと思ったら、黒板塗りは先生がやると言うので新しいホワイトボード作りを頼まれた。

黒板と同じように専用の塗料があるらしく、コンパネ(合板)を買ってやすり掛けして塗料を塗って作ろうという事になっていたのだ。

学校に届いたそのコンパネは日本の規格と違って大きかった。 スケールで計っていないけど、聞く所によると1200×2400と言う事だ。900×1800の日本規格からしたらずいぶんでかい。 一人で学校の屋上まで運ぼうとしたが、階段が狭いのもあって何人かに手伝ってもらう羽目になった。

しかし今日はサングラスもマスクもない状態でやすり掛けはやりたくなかったので、明日から取り掛かるという事で今日は作業なしで帰ってきた。

そんな感じで勤労学生として頑張ることになった訳だが、ここグアナファト滞在を年明けまでに決めた。

授業料を安くしてもらうためにも仕事をしているのだけれど、多くの事をこなせばそれだけ安くなるのでは?と滞在を長くして仕事を沢山しようと決めたのだ。

何より宿が快適だし、スタッフみんなが僕のスペイン語の勉強を支えてくれているような気もして長居も悪くないかなと思ったのだ。 朝から夜まで居る女性スタッフ達は良く笑い良く喋り、何よりユーモアがあって顔を合わすのが日々楽しい。夜勤の厳格な親父と言う感じのおっさんとドカベンみたいな太っちょも僕の名を覚えたのか、顔を合わすと挨拶をするようになった。

学校に通い始めてからというもの、彼女たちは以前よりも話しかけてくれる回数が増えた。 気にかけてくれてるのだなぁと思うと、勉強も頑張らなくてはならない。心地良いプレッシャー?だ。

さらには長期で居ようかと思って宿代の相談をしてみたら、5週間で3000ペソという破格の値段を提示してくれたのだ。

先週いた部屋より少し狭くなったが個室である。 一日あたりで換算すると90ペソを切るのだ。日本円で言ったら日に650円もしない。 気になっていたアコースティックギターを買ってしまおうかと思うほど宿代が節約出来ることになった。

と言うわけで年明けまでグアナファト滞在決定です。

それにしてもスペイン語のお勉強は大変です。 動詞の活用の多さや名詞の性別やら。覚えることが沢山ありすぎなのです。 おっさんの固くなりかけの頭ではスイスイ入ってきません。

まぁお受験する訳でもないので悲壮感漂う苦学生にならないよう、楽しんでやる事にします!

しかし明日からのホワイトボードづくり、授業より楽しみなのは如何なものか。 写真は先月末の革命記念日の一コマ

 
 
 

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