top of page

feliz navidad!~グアナファト~

  • ナシオ
  • 2015年12月30日
  • 読了時間: 3分

お部屋改装中

今年も残すところあと三日。 クリスマスイブあたりから多くの観光客で賑わうグアナファト。

語学学校はクリスマスイブの日で年内の授業が終了となったものの、鍵を預かり毎日部屋の改装の為に通っている。 写真は作ったホワイトボードを壁に引っ掛けたところ。 学校が休みに入る前にメキシコ人の先生の手を借りてひっかけたのだ。黒板の下と左手にあるのはむき出しだった配管の目隠しだ。 ここ最近だいたい朝9時頃から17時頃まで、早い所終わらしたいので日々苦闘しつつも作業をしている。

木を切るにしても電動の丸ノコが借りられず、切れ味の悪いノコギリでギコギコやるもんだから時間がかかる。 木材屋に持ってきてもらった材料はサイズが違ったり湿っていて切っていると水が染み出てきたり。

溜息と煙草の数ばかり増えてしまう。 大した力仕事でもないのに、宿に帰るとぐったりしてしまっている。おかげでビールが美味いのだが。

そんなこんなで妥協に次ぐ妥協、いまいち満足いかない仕上がりになりつつある。 これが後に残ると思うと少し残念な気持ちだ。 クリスマスイブの夜は宿の屋上でパーティーがあった。宿のスタッフにお客さん、さらには近所の人達とBBQグリルで肉を焼いたりケサディージャを作ったりしながら振る舞われたビールをグビグビ飲んでいた。

担当する予定だった豚の照り焼き作りは無かった事になっていたので、ひたすら飲んだり食ったりしたいた。

宿のお客さんで、メキシコシティに近いあたりからやってきている4人家族が居た。 父さん母さんに娘二人の家族。 お母さんが英語の先生をしているおかげで、娘さんたちは英語が達者だった。

まだ10代の娘さんたちは英語が達者と言うのもあるのだろうが、落ち着いていてずいぶん大人に感じられた。 16歳だと言う妹の方は友達におばあさんの様に落ち着いてると言われてると言うのだから、相当な落ち着きっぷりである。メキシコシティに来る事があれば色々案内するわよ!、と言われたので彼女たちとの再会が楽しみだ。

パーティーは酒も入って盛り上がり、皆で歌ったり踊ったり。僕は踊りが下手なのでポールダンスの真似事をしていたら、宿のスタッフが僕におひねりを渡す真似をした。

しかし、やっぱりお前には札でなくコインを突っ込んでやるぞ!みたいな事を言い始めたので、「痔だからコインはやめて!」と言うと大うけした。「痔」と言うスペイン語は忘れられないものとなった。

どんちゃん騒ぎをしていたので気づかなかったが、よくよく周りを見てみるといつもウルサイ隣のバーは閉店しているし人通りもいつもより少ない。 皆は家で家族達と過ごしているのだろうか?

マライヤ・キャリーも山下達郎も聞こえてこないクリスマスだった。

0時になった頃、街の至る所から空砲のような音ばっかり目立つ花火が打ち上げられ教会の鐘の音が鳴り響いた。

改装は年内に終わらせたかったが、あと数日かかりそうだ。 大みそかと元旦くらいはのんびりしようかな。

 
 
 

Comentários


最近の投稿
月別記事
bottom of page