musica de español‐スペイン語の音楽たち
- ナシオ
- 2016年1月21日
- 読了時間: 4分
日本は大荒れの天気のようですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ここグアナファトも何気に寒いです。 最低気温が予報だと4度とかってなってるので確実に父島よりも寒い冬を過ごしております。
『暖かい国』と言う勝手なイメージが変わりました。
メキシコ人の学校の先生と話していて音楽の話になる事が多い。 僕がPANTERAのTシャツを着ているからなのか、バンドをやってたと言ったからなのか?
最近スペイン語の勉強に疲れたし、今日は先生に教えてもらったメキシコのバンドや最近よく聞いている音楽について。
まずはメキシコシティーのスカバンド"Panteón Rococó"を。
一曲しか知りませんが、"viernes de webo"と言う曲。
「どうでもいい金曜日」みたいなタイトルだったかなー。PVがここグアナファトで撮影されていて見ていて楽しい。 広く高い階段が圧巻のグアナファト大学も何回も出て来るし、いつも誰かが腰かけているテアトル・フアレスの階段の様子やカラフルな街の様子もよく伝わってくる。
地下道のある街並みや噴水のある小さな広場のパン売りの姿、さらには夜の観光名物の楽団エストゥディアンティーナ達の姿も。 観光PR用ので映像でいいんじゃないかって位に町の良さが出てる気がするんです。
で、サビの歌詞が最高なんですね。
"Brindar por el amor, sufrir por el dolor, tomando una cerveza la vida se ve mucho mejor." 後半だけ。 こう訳そう。
"ビール一杯飲んだら人生はもっと上手く行くさ!"
みたいな意味だと思うんだけど、ビール好きの俺にとって歌詞もナイス。 見てて聞いてて楽しくなる一曲。あ、specialsのカバーもしてるみたいです。
次は"CONTOROL MACHETE"を。
ヒップホップとかにに詳しい人は知ってそうですが、cypress hillとも共演してる彼ら。 スペイン語の感じがとても良いですねー。スペイン語のラップは単語それぞれをはっきり口に出すので聞き取りやすいように感じる。ま、何言ってるかは分からないんですけど…。
ヒップホップだとやばそうな名前の"caltel de santa"ってのもあります。
さぁ来ました謎の覆面集団"Brujeria"!! ある意味色物的な彼ら。知ってる人も多いかと思いますが。 "el patron(the boss)"と言う曲のジャケットは麻薬王パブロ・エスコバルの写真だし(歌詞もパブロについて歌っいるよう)。 他のアルバムのジャケがもっとやばい感じです…。
悪い曲と
楽しそうなタイトルの曲。
重いの続きますが"arcadia libre"の"MEXICO"と言う曲を。
PVに歌詞が出てくるのでスペイン語の勉強になるかもしれないけど、おっかない映像の連続でメキシコに行く気が失せるかも…。
次も重いです。 ケレタロ出身って言ってたかな、"Thell barrio" barrioってのが低所得者向けの団地みたいなもので、「スラム出身の悪い奴ら」みたいなバンド名らしい。
"mi verdadera famiria(俺の真の家族)"
このPVの最初の方に出てくる感じの団地みたいなのがbarrioなんでしょうな。
メキシコのメタル・ハードコアバンドのポータルサイト「MEXICORE」は数々のバンドの音源も聞けるし、好きな人には良いかも。
メキシコから少し離れますが最後に"Ana tijoux"お姉さんを。 ピノチェトの軍事政権時代にフランスへ亡命したチリ人の子であるアナは軍事政権崩壊後に祖国へ渡り音楽活動を始めました。凛々しい感じの素敵な姉さんです。 ポリティカルなメッセージが強い彼女の楽曲はグラミー賞にノミネートされたりと、結構な有名人のようです。身近にいるメキシコ人に彼女の事を聞くと殆んどの人が知らないって答えるんですけどね。
"somos sur(私達は南だ)" と言うこの曲は、イギリス在住のパレスティナ人の女性ラッパー"shadia mansour"を迎えた南北アメリカの対立やアフリカ・パレスティナなどをテーマにした民族意識の強い曲。
アメリカやヨーロッパの人間はここから出ていけ、と訳せるようなパートもある強烈な歌詞だけども管楽器の陽気さとPVがカラフルさが素敵です。
スペイン語の勉強と思っていろいろと聞いてみたけどもなかなか面白いのが多くてYOUTUBE三昧、夜更かし気味の今日この頃です。
なにかスペイン語圏の音楽でおすすめがあれば教えてくださいねー。 hasta luego mis amigos!!
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