

レイ・マルコス洞窟探検へ!~サン・ファン・チャメルコ グアテマラ~
僕はコバンのツーリストインフォメーションでもらった、手書きの地図を見ながらバス乗り場まで向かった。 初老の女性がレイ・マルコス洞窟までの行き方を説明してくれた紙切れだ。 インターネットが普及してスマホ一つで旅の情報収集から飛行機のチケットのブッキングまで出来るようになった時...


アンティグアからコバンの街へ~グアテマラ・コバン~
宿を変えただけでこうも快適、と言うかストレスが減る物なのかと思った。 結局ドミトリーで45ケツァールの飲んだくれが管理する宿から、個室で60ケツァールの宿に居を移した。移った先の宿はバナナとパンケーキとコーヒーと言うシンプルな物だが朝食が付き、酔っ払いに絡まれる事無く静かに...


死者の日の凧揚げ祭りへ!~スンパンゴ・グアテマラ~
飲んだくれの日々を過ごしていると死者の日はあっという間にやって来た。 11月1日の死者の日、僕は早起きして宿のテラスでコーヒーと共に目覚めの一服をしていた。 僕がテラスに上がる姿を見たのか、女性オーナーの「男」がやって来て酒臭い息を吐きながら何度も何度も...


飲んだくれて死者の日を待つ~アンティグア・グアテマラ~
ある朝、いつものようにキッチンにある無料のコーヒーを飲もうと1階のキッチンに行こうとした時だった。 「貴方、彼にお金を払ったりしていない?」 と、女性オーナーから不意に声を掛けられた。 払っていない、僕がそう答えると彼女はこう言った。...


古都アンティグアの安宿で~アンティグア グアテマラ~
どれだけアティトラン湖を眺めた事だろうか。2週間と少しの日々、毎日その姿を眺めていた。 満月に照らされたアティトラン湖は、朝日に照らされたそれとはまた違って写真を撮る事にはまってしまった。 隣室の友人が去り寂しくなってしまったせいもあって、サン・ペドロ・ラ・ラグーナを離れる...


インディオの鼻へ~サン・ペドロ・ラ・ラグーナ グアテマラ~
早朝3時半、僕はインディオの鼻(Nariz de Indio)から朝陽を眺めるツアーに参加する為に早起きをして身支度を整えていた。 一緒に行く隣室の友人がまだ起きてこない事を少し気にかけながら、暗闇に包まれたアティトラン湖の方を見ながら煙草を一服する。...


ただひたすらアティトラン湖を眺める日々~サン・ペドロ・ラ・ラグーナ グアテマラ~
サン・ペドロ・ラ・ラグーナに来た理由の一つは、「のんびり」する事だった。 まぁ大概どこの土地に行ってものんびりはしているのだけれど。 学費が安いと聞いていたのでスペイン語学校に通う事も考えていたのだけど、メキシコのタパチュラで忙しく動いていたせいか、とにかく何もしないでのん...


グアテマラ、サン・ペドロ・ラ・ラグーナを目指して。その②~グアテマラ~
降りる場所を通り過ぎていただなんて…。 途方に暮れて煙草を一服。 バックパックを放り投げたあのチキンバスの乗務員の顔を思い出しさらに腹が立った。 しかし神は我を見捨てなかった。 近くの商店で買い物をしていたシエラ方面に向かう家族旅行の車と交渉し、「148㎞ポイント」まで乗せ...


グアテマラ、サン・ペドロ・ラ・ラグーナを目指して~グアテマラ~
メキシコ、タパチュラの街からコレクティーボに乗ってグアテマラとの国境の街シウダー・イダルゴに向かった。 タパチュラやアカコヤグアで出会った人たちの顔を思い出しながら、突如始めたメキシコの日系移民の歴史の足跡をたどる旅を振り返っていた。...


「メキシコの日系移民の歴史の足跡」をたどる旅・補足情報~メキシコ~
自分らしくない事をしたせいか、はたまたその結果に満足したのか、タパチュラを離れグアテマラに入り2週間ほどのんびりしている。 今回は、自分なりに調べ訪れた「メキシコの日系移民の歴史の足跡」に関する場所などの情報を記しておくことにする。...